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カラーリングの影響によって、頭皮炎症が酷くなると抜け毛・薄毛になりやすく・・・

この度、平成25年6月より当社は美容室として許可を得ましたので、お客様のご希望によりカラーリング等出来るようになりました。そこで、カラー剤による接触性脱毛症等再度原因を見直し、いかに炎症等を起こさないようにカラーリングが出来ないか検証してみました。

この状態ですと、すでに毛穴付近まで変色してしまってます。多分、何十年もカラーリングを繰り返しされていると思われます。この頭皮を元に戻すのは、相当な時間がかかりますが

このように、少しずつ炎症を抑えて皮膚呼吸しやすい環境には戻れます。ただ、一般で使われてますカラー剤の成分ジアミン等の影響も大きく、新たに発毛した新毛も成長途中で抜けるパターンも多いのでカラー剤にも十分気をつけてほしいですネ。

ヘナカラーでも、植物性のアレルギーをお持ちの方は控えましょう。ハーブカラーでも同じく荒れる可能性は高いです。

もうひとつ、この頭皮に赤い毛細血管が浮き出てるのが分かりますでしょうか？シャンプー剤に含まれるシリコン等の影響によってよく出るパターンです。ただこれは元の皮膚には戻りにくいですから、この状態でカラーリングを繰り返すと毛質が更に痩せてしまいます。ですので、毎日のシャンプー等は是非ノンシリコンをおススメします。

では上記の方に当社で頭皮・毛質を保護しながらハーブカラーを行ってみました。

このように、頭皮はもちろん毛質も痛むことなく仕上がってます。（事前にパッチテストも行います）

これも仕上がりですが、色合いはくっきり入る訳ではないです。ですので白髪染めには向いていないかもしれませんが、頭皮には優しいカラーリングです。

更にもう一つ、こちらの方にも白髪染めの実験をしてみました。（パッチテスト済み）

どうしても黒くしてほしいという要望も多いので、更に研究を重ね頭皮を守りながら色合いを入れるカラーリングをしてみました。ほとんど毛穴まで黒くなり、頭皮も保護しています。これも特殊な成分を混ぜて、髪にも痛まないようにコーティングしています。ただ、本当に技術力が必要ですネ。

最近、他の美容室にてカラーリングによるトラブルで病院でも治らずこちらにお越しの方も増えております。どのような宣伝でも（肌にやさしい等）それぞれ頭皮の状態や健康状態によって受けるダメージも様々ですので、十分事前のパッチテスト等行ってからにした方が宜しいかと思います。

まだまだ研究する課題はいっぱいありますが、今後もご要望に応えられるよう努力します。

平成25年7月13日報告

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