多発型の円形脱毛症について

皆様、こんにちは！

円形脱毛症でも色々ありますが、放っておくと悪化する可能性のある脱毛症です。特に2箇所以上発生する多発型の円形脱毛症は、脱毛斑がつながってより大きな脱毛班になる場合もあります。

初めて多発型の円形脱毛症を発症すると、「円形脱毛症とはどんなものか」「正しい治療方法はあるのか」と調べたくなり、不安ばかり感じているのではないでしょうか。

円形脱毛症の発症率に関して、日本皮膚科学会によると以下のような見解が示されています。

人口の0.1～0.2％に発生すると言われ、一生のうちに円形脱毛症になる確率は1.7％と報告されています。 男女差はなく全年齢層に発症します。 円形脱毛症の患者さんには橋本病などの甲状腺疾患、尋常性白斑、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患が合併することが知られています。（Google検索参照）

誰もが発症する危険度もあるという事かもしれません。

では、多発型の円形脱毛症について最適な治療を受けるのが改善のポイントかもしれませんが、完治率はどうでしょう。

治療を受けても全く変わらない・更に悪化したというお声は昔からよく聞いています。

では、多発型円形脱毛症とは

円形の脱毛部分が2か所以上あること。

一般的に、発症前には自覚症状はほとんどありませんでしたが、脱毛前に軽いかゆみや違和感、赤い隆起があらわれることがあります。

多発型の円形脱毛症を放置すると、脱毛斑が拡大・結合したり、再発を繰り返したりする可能性もありますので要注意です。

単発型の円形脱毛症との違い

単発型の円形脱毛症は、老若男女問わず多くの方が発症する脱毛症です。

ただし一か所だけで、早期改善する可能性も高いです。

一方で多発型の円形脱毛症は脱毛斑が2つ以上のもので、個人差はあるものの、完治まで数年かかるとも言われています。

多発型は脱毛斑が各所にあらわれるのに対し、脱毛斑が徐々に結合して大きな状態になります。そのまま症状が悪化すると、頭髪が完全に抜け落ちてしまう「蛇行型脱毛症」「全頭脱毛症」に移行します。

１，多発型円形脱毛症の発症原因は何か

多発型円形脱毛症の発症には様々な原因によって発症しているようです。

A、極度のストレス

B,　遺伝によるもの

C,　アレルギー性

お心当たりはありませんでしょうか。

では、この原因についてそれぞれ見ていこうと思います。

A,　極度のストレス

多発型の円形脱毛症の場合は、毛根が血液に存在する「Tリンパ球」に異物と間違えて侵されることで発症すると考えられています。

肉体的疲労・精神的疲労により自己免疫が反応しリンパ球が攻撃を行っているものと言われています。

心身が疲れていると風邪を引きやすいのと同じように「自己免疫機能」は疲労や精神的ストレスがきっかけで低下します。日常的に身体に疲れを溜めないことや、ストレスを受け続けない対策をすることが大切です。

B、遺伝によるもの

ご家族で過去に発症した方がいると、多発型の円形脱毛症は遺伝的な要因があるとされています。

C,　アレルギー性

アトピー性皮膚炎や気管支炎・アレルギー性鼻炎等のアレルギーをお持ちの方も関連していると言われています。

では、円形脱毛症に対しどのような治療方法があるのか

１，ステロイド局所治療法

ステロイドには炎症を抑える効果があり、脱毛範囲が頭部全体25％未満の単発型・多発型の患者への使用が推奨されています。

副作用　かぶれがおこる・濃度により炎症がおこる・更に悪化した例も多い

２，局所免疫療法

局所免疫療法は、かぶれを起こす特殊な薬剤を脱毛斑部分に塗って発毛を促す治療法です。

副作用　かぶれからアレルギー発症の可能性もある・更に悪化した例も多い

３，内服・外用療法

ステロイド内服・外用薬・ミノキシジル内服・ミノキシジル外用・抗ヒスタミン薬・オルミエント内服他

副作用　全く改善が見られなかった例が多い

４，紫外線療法

PUVA 療法・エキシマライト・narrow-band UVB療法などがあります。

副作用　かゆみや湿疹発症例もあり、更に悪化した例も多い

では、どのような方法で解決すべきか

毎日の食事ですが、髪は亜鉛・銅・ビオチンが必須で、良質なたんぱく質も必要です。

鉄分は酸素や栄養を送る働きがあり、少ないと抜け毛になりやすく、カルシウムは神経細胞の働きを促進します。

鯖味噌缶と豆苗、鯖に含まれるEPAで血行促進、DHAで脳の活性化、豆苗のβカロテン・ビタミンB群豊富で髪にもいいですよ。

特に髪に必要な栄養素が取れる食事は重要ですのでご参考にしてください。

自己免疫疾患ですが、実はこの免疫系のコントロールには自律神経が大きく影響しています。

この自律神経を整えるのに、栄養に偏りがない、バランスのとれた食事をすることも重要です。

でも、繰り返し発症する可能性があります。

疲労や精神的ストレスがきっかけによる自己免疫疾患は、生活習慣から見直す必要もあると思います。

 

では、ラ・フィーネではどのようなケアをしているのかご紹介します。

１，円形脱毛症の原因分析・毛髪検査

発症した時期や過去にも発症されたのか、生活習慣病等様々な角度から原因を分析します。

２，円形部分や全体の頭皮部分を見る

頭皮を見て、薬剤による副作用が出ていないか、円形部分の経過等を詳細に見ます。

先ず、円形部分の進行状況を確認し、早急な対応が必要なのか、改善に向かう時間がどれくらい必要なのかが分かります。

３，抜け毛を止める施術（発毛コース）のご体験

特殊パックを塗布し、毛包内部から老廃物を除去し、毛管を開きます。

開いた毛管へ栄養剤導入・高周波による拡散で毛穴の奥まで染みわたらせます。

しっかり栄養補給してから、ツボをマッサージします。

後は抜けた髪を採集し、本数と老廃物を見ます。

この後、ブローして終了ですが、どれだけ抜けているのか、毛管を再開出来たか等を見て、今後の改善プログラムを作成します。

毎日の食事や運動もアドバイスし、服用されている薬剤もお聞きし、当サプリメントやヘアケア商品をおススメします。

それぞれ原因も異なりますので、おススメのサプリメントも場合によって異なります。

それぞれ多発型円形脱毛症でも、症状が異なりますが改善例は多数ありますので、治療後悪化した方やまだ治療を行っていない方は是非、当ラ・フィーネ発毛法をお試し下さい。

当ケアは体質改善からスタートし、再発防止策もありますので、詳しくは下記へご連絡願います。

 

経過報告　令和6年10月5日